【最強のコピーの作り方】キャッチコピーテンプレート2
公開日:2018-03-14 / 最終更新日:2024-06-06
先日、キャッチコピーテンプレートという記事を公開したところ、予想以上にたくさんの方にご覧いただきました。ありがとうございます!
この結果から「みなさんキャッチコピーに困っているんだなぁ」と、改めて実感。そして「キャッチコピーテンプレート」という響き。コピーライティングに何かしら携わる人であれば、なんか甘い響きがしますよね。
ちなみにキャッチコピーテンプレートを使うと、響くキャッチコピーのアイデアが浮かびやすくなります。正しい使い方をすれば反応率0%というような大外しをする確率も大幅に減らせます。
皆さまの気持ちにお応えするため、今回の記事もしっかりまとめております。
テンプレートはあくまでもテンプレート
大きな期待を抱かせてしまったかもしれませんが、あらかじめ注意点を一つだけお伝えしておきます。それはテンプレートはあくまでテンプレートである、ということです。
突き抜けたコンセプトを補強する効果はあっても、コンセプトの訴求が弱いものはテンプレートを活用してもやはり弱いままであることが多いと言えます。そのため、「見込み客に響く突き抜けた提案=コンセプト作り」が最優先です。
この公式は忘れないようにしてください。
なお、キャッチコピーテンプレートですが、私の知るところでは100種類以上あります。「現代広告の心理技術101」という本もありますし、コピーライティングの事例集的なものも多数あります。
ただ、これがキャッチコピー作成を難しくしている要因なのでは、と私は感じます。
以前お伝えしたように、80:20の法則がこの世の中にはあります。『全体の大事なものは20%で、そこだけやれば80%は満たされている』という理論ですね。
キャッチコピー作成においてもこれが当てはまります。そこで、あえて断言してしまうと、キャッチコピーテンプレートはとりあえず5~7程度に絞り、まずは使ってみるのが正解です。
先日、ダン・ケネディのコンテンツを日本で教えている楠瀬健之先生がお話されていた内容を、弊社の代表が私に共有してくださいました。一部をご紹介しますと、楠瀬先生は「●●したい人は他にいませんか?」というキャッチコピーテンプレートばかりを使って、成果を出していると述べられていた、というものです。
テンプレートを数個使ってみて実際に成果が出ると、感覚がつかめてきます。そこで、なぜこれで反応が出たかが見えてくるのです。次からはテンプレートを見ながら、「今回はこれを試してみよう、次は……」というように、コピーライティングの幅が広がってくるのです。
今まで、こういうライティングの本を買っても上手に使えなかったという方、これならできそう!と思えてきませんか?
おすすめタイトルテンプレート5選
ということで、今回は厳選した5つのテンプレートをお伝えします。
1. ●●●●小冊子無料配布の件
このテンプレートはFAXDM特有のキャッチコピーテンプレートです。
FAXは通常、発注書や業務連絡が来るものですよね。業務文書ぽく見せることで内容をつい読んでしまう、というテンプレートです。
これ以外にも応用してみるといろんな形で使えます。
- 「●●●●における業務提携のお願い」
- 「●●●●する方法無料公開の件」
この業務文書ぽく見せるのが重要で、この見せ方をすることで捨てられにくくなります。
2. ××で●●する方法(を大公開)
前半の『××』には意外性のある要素が、後半の『●●』には具体的なベネフィットが入ります。
たとえば、弊社のサービスであれば
「24時間以内に見込み客を100社獲得する方法」
という形です。
なお、この応用として疑問形にする方法があります。これも、弊社では良く使います。
こうして問いかけることで、受け手の頭に残りやすくなることが期待できるので。
ただし、これが最適かどうかは実際に配信してみないとわかりません。ABテストをして、結果を分析する必要があります。
3. 「なぜ××が○○をすることができたのか」知りたい方は他にいませんか?
これは、以前も紹介したBefore/After型キャッチコピーです。別名ビリギャルテンプレートです(笑)。
「なぜ、学年ビリ(偏差値30)の女子高生が現役で慶応大学に合格することができたのか?」となります。
このように、キャッチコピーだけでストーリーを伝えることができるテンプレートです。
また、「知りたい方は他にいませんか?」、もしくは「知りたい方はいませんか?」と受け手の心に問いかけることで、より刺さりやすくなります。
4.失敗しない●●
人は、成功したいと思うよりも、実は失敗したくないという感情が強い生き物です。例えば、コインの表裏を当てるゲームをやったとしましょう。
- 当たれば、100万円プレゼント
- 外せば、30万円を没収
この場合、可能性は50:50であり、かつ、当たればよりお得ですよね。でも、「やる」という方はまずいません。失敗しないで成功する方法を知りたいわけです。
現在、オリンピックを控え、不動産投資のブームが続いています。そこで
「さあ、俺も不動産投資をやるぞ!」
と思った時に、たまたま不動産投資で失敗したという声を聞いたとしたら……?
「せっかく燃え上がったやる気が失せてしまった……」なんて人があらわれてしまうかもしれません。
そんな時、このようなDMが来たらどうでしょう。
「失敗しない不動産投資マニュアル」無料配布の件
思わず、資料請求を申し込んでしまうのではないでしょうか。
なお、このテンプレートを使う際のポイントですが、見込客が「絶対失敗したくない!」と思っている内容に使うことです。失敗するかどうかをあまり考えていない、といったことにこのテンプレートを使っても、正直なところ大きな反響は見込めません。
5. ●●でお悩みの××業の○○様へ
これは、弊社がいつもターゲットコピーとしてお伝えしている部分です。キャッチコピーと合わせて使っていただきたいのでここに載せておきます。
良く言われることですが、人は自分のことにしか興味がありません。卒業写真を見て、最初に見るのは自分の写真。そして、その次に自分が好きだった子(笑)。
このように、最初に目が行くのは自分なのです。
「みなさん、読んでね!」と伝えても誰も気にしてはくれません。でもこんな文言を目にしたらどうでしょう。
対象となるママさんは思わず見てしまうに違いありません。
また、法人なら自分と同じ業種のことは気になるものです。
こう書かれていると、飲食店の店長は自分のことだと思えますよね。店長は売上アップやコストダウンを常に気にしていますから、ターゲットコピーでその点に触れるのは非常におすすめです。
まとめ
今回は、5つのキャッチコピーテンプレートをご紹介いたしました。これらは弊社でも良く使うテンプレートです。
なお、利用する際のポイントですが、1つのテンプレートにこだわらず、複数を組み合わせて使ってみるとより効果的です。特にFAXDMでは、5つ目の「●●でお悩みの××業の○○様へ」というテンプレートと、他のテンプレートを組み合わせて使うのが鉄板です。
この使いやすいキャッチコピーテンプレートで、すぐに自社サービスでキャッチコピーを作ってみましょう。学んだことは、アウトプットして初めて身に付きます。
今回の学びが、皆さまの成果に繋がりましたら幸いです。
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