タイミング(FAXDMはいつ送るのが最適か)
FAXDMの配信を行うために準備することは大きく5つあります。
1.戦略(マーケティングファネル、オファー内容、ターゲティング)
2.原稿(テンプレート活用:レイアウト、コピーライティング術)
3.リスト品質(リスト収集方法、更新頻度、データ数、セグメント)
4.タイミング(いつ送るのが最適か)
5.配信方法(画質、印字、差込方法)
このページでは、上記の4.タイミングについて解説させていただきます。
よくお客様からご質問いただくことの一つが
「FAXDMはいつ配信するのが一番いいですか?」
というものです。
その時、一般的な傾向として、次のようにお答えすることが多いです。
「相手先に“業種に合わせて送る”ことをお勧めしております。
また、業種は特に指定しない場合、一般企業でしたら、“週の頭あたり”がよいかと思います。時間帯は午前中がおすすめです。ただし、ご迷惑になりやすい“20時~朝7時は避けた方が良い”です。」
実際はどうなのか、詳しく解説していきます。
相手の業種に合わせて送るとは?
FAXDMの反響は、配信してから当日から翌日あたりがピークです。1週間ほどぽつぽつと反響がありますが、徐々に減っていきます。
反響のピークを考えると、相手の業種を考慮して休業日は避ける必要があると考えます。休業日に配信すると、その分反響のピークの期間が短くなるため、反響数が少なくなりやすいからです。
例えば、「不動産業界に配信=定休日が多い水曜日は避ける」といったことはよく言われています。
業種は日本標準産業分類で約2,000業種ほどありますが、業種特有の「定休日(休みが多い傾向の曜日等)」は避けるべきです。
逆に、反響が増加するタイミングは?というところですが、これも業種別の行動パターンに左右される傾向があります。事例として、以前に弊社でFAX営業したときのことをご紹介します。
社会保険労務士様宛にFAXDMを配信したのですが、最も反響が良かったのは金曜日から土曜日の配信でした。
一般企業へのFAXなら、『週末は避けた方がよい』というのが通説です。しかし、士業コンサルティング系で特に個人で事業をされている方は
という仮説を立てました。そこで、普通なら避けるタイミングである土曜日に配信したところ、土曜日の午前中の配信が一番反響が良かったのです。
FAXDMの最適なタイミング(いつ配信するのが良いか?)としては、配信先の相手のタイミング(行動パターン)を考える必要があるというのが答えの一つであると言えます。
一般企業の場合とは?
特定の業種にしぼらずに配信する場合ですが、一般的に言われているのは以下の通りです。
1.週初め(月曜の午後や火曜日)に配信する
先ほどお伝えした通り、反響のピークを考えると休みである土日祝日を避け、週明けからの配信が多い傾向にあります。反響数は徐々に減ることを考えると週初めの配信がよい、というのが通説です。
しかし、月曜に配信する場合は、午前中を避けましょう。土日に配信された他のFAXDMに埋もれてしまい、気づいてもらえない可能性が高いからです。
2.週の終わりは避ける
金曜日は、その週に終わらせなくてはならない仕事の対応や翌週の準備等で、余裕を持ってFAXを見てもらうのは難しいと考えられます。特に金曜日の夕方は、FAXが届いて「来週に見よう」と後回しにされ、週明けになったらそのまま忘れられる傾向があります。
3.仕事納めの直前、年始は避ける
物販やシステム導入など、FAXを受け取ったその場でパッと判断できないご案内は、送信を避けた方が良いでしょう。「あとで分かる人に確認しよう」などの理由で後回しにされてしまうことが多いからです。
前提を踏まえた上で、他社の裏をついてみる
しかし、先に述べたことを踏まえて、敢えて他社の裏をつくという考え方もあります。ABテストとして、配信時期をずらして別の宛先に2回配信するなどのPDCAを繰り返してみると良いでしょう。そして、配信後に必ず分析を行い、結果によっては配信するタイミングを分散することも検討しましょう。
弊社のFAXDM配信スピードは1時間あたり3万件ほどです。タイミングを可能な限りピンポイントに絞れますので、一番反響のとれるタイミングが見つかったら、その曜日や時間で定期的に配信することをおすすめします。
以下は、他社の裏をついて配信するタイミングの一例です。
1.土日祝日
決裁権を持っている傾向が高い中小企業の社長様や、忙しい中間管理職の方は休日出勤をしていることも考えられます。それを狙って、敢えて土日祝日に配信する、という考え方です。
平日は通常の業務に追われているので、なかなか見られないFAXにゆっくり目を通していただけることがあります。
2.連休前
土日祝日の配信と同様、他社が避けるタイミングで配信するなら、連休前もおすすめです。FAXDMの配信数が著しく少なくなる年末年始前やゴールデンウィーク前などは、他のFAXに埋もれることなくターゲットに見てもらいやすい傾向があるからです。
しかし、内容はなんでも良いわけではありません。先ほどお伝えしたような「FAXを見てその場で判断できないご案内」は避けた方が良いのですが、経営者様に向けた「小冊子」や「動画視聴」などは意外と反響を得られる傾向があります。まとまった休みを利用して、情報収集をしようという方が多いからです。
3.他社がやらない切り口で配信
タイミングとはやや異なるのですが、飲食店様のFAXDMでよくあるのが、新年会をご案内するFAXDMは少ない、という統計があります。
弊社では忘年会シーズンである12月にFAXDM配信のご依頼が激増するのですが、1月の新年会をご案内するFAXDM配信は少ない傾向にあります。そこで、12月にFAXDMを配信された飲食店の店長様に質問してみますと、
「FAXDMの反響としては、忘年会よりも新年会シーズンの方が穴場だった」
というご回答が多数でした。
確かに弊社でも、忘年会のお店選びは迷うくらいですが、新年会はなかなかお店が見つけられず困っています。そんな幹事さんに向けて配信する方が、反響率が高まりますよね。
まとめ
このように、FAXDMは配信のタイミングもポイントです。他社の配信が減るタイミング、他社ではあまりやらないような切り口でのFAXDMを配信してみる、という観点も考慮してみてください。
しかし、時間帯には注意が必要です。深夜や早朝の配信はクレームになりやすく、また貴社の印象も左右しますのでおすすめしておりません。
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