骨格作り③書き方
2011-11-09
それでは、またFAXDMの書き方講座の大事なポイント、骨格作りについて説明させて頂きたいと思います。
それでは、毎度ながら復習です。
骨格作りの中心を思い出しましょう。
- 問題や悩みについての問いを持つ。
- その問題や悩みがどのようなトラブルをもたらしているのか、もたらすのかを具体的に描く。
- それが解決できる。解決策があることを伝える。
- その具体的な根拠やその解決策を採用することの具体的なメリットを提示する。
- 期限や限定などのキャンペーンを打ち、行動を促す。
- どう行動してほしいのかを示す。
という流れでまずは考えてみます。
ただ、この前に
「誰に」伝えたいのかを整理することにより、ストーリーが描きやすくなりますので、
「誰に」を徹底的に描いてみてください。
まだまだちょっとわかりづらいと思いますので、具体的な例を出して説明しますね。
ストーリーを大まかに考えてみましょう
例えばですが、iPhoneを法人向けに販売するとしましょうか。
※ここでは、具体例を出すために思いつきで述べていきます。
まずは、具体的に法人向けといえども、どこに対してFAXDMを打つか決めます。
全般とすると、対象が見えず上手くいきません。
では、どのようにその「誰に」を決めるかですが、これは想像ではなく、出来る限り今までの営業マンや問い合わせの中身から見ていくとよいです。
この人は何も説明しなくても、必要性があったから購入したなというような人を探し出します。
その人が見つけ出せれば、必ず同じニーズの人(企業)はたくさんあるはずなのです。
例えば、今までの問い合わせにおいては、HP制作会社さんからの問い合わせが多かったとします。
そのHP制作会社さんはなぜ、iPhoneをほしがったのか。
それは、HP制作会社さんはMACで制作をすることが多く、iPhoneであれば、様々なアプリケーションで連携できる。
また、最近はHP制作会社も競合が多く、コンペになる時により進んだことをしているHP制作会社だとアピールをしたい。
iPhoneであれば、キーノートというアプリケーションでiPhoneでプレゼンテーション操作が可能になり、先進的というイメージを与えることができる。
さらには、営業メンバーが制作者のスケジュールを確認するという作業が大量に発生しているため、スケジューラーはgoogleカレンダーと連携していることが望ましい。・・・etc。
それを考えると、iPhoneしか考えられなかったというわけです。
この基本情報を基に骨格を作ります。
ちょっと長くなってしまいましたが、少し見えてきましたでしょうか。
では、このへんで今回も次回に続きます。