配信停止の共有について
2013-12-09
faxdmを行う時に、考える必要があるのがクレーム対応です。
誰もがプラスの反応はうれしいものですが、マイナスの反応は精神的にきついものだからです。
そこで、必ずやらなくてはいけないこととしてあるのが、
FAX原稿の中に配信停止受付欄をつけ、FAXを今後受け取りたくない方には返信していただくことです。
そして、エクセルなどで番号をまとめ、次回配信時にはFAXを送らないようにする。
※FAX送信時に弊社にNOTリストということで頂ければ、FAX送信をしないことができます。
このことを徹底することで、ほとんどのクレームを防ぐことができます。
もともと、FAXDMについては、法人企業において営業活動として配信することは認められているため、後ろめたいことではないのです。
ただ、受け取り手のインクと紙を拝借してしまうわけですから、そこへ最大限の配慮をする必要があります。
FAXDMの配信停止の連絡があった場合
ただ、ほんと稀にではありますが、電話のハードクレームが発生します。
このハードクレームがなぜ起こるのかというと、「FAXDMが嫌い」という方がいらっしゃるからです。
弊社としては、FAXを送信した方には、ハードクレームがあった場合、弊社にお知らせいただき、共有するという制度を持っております。
この共有を進めれば進めるほど、皆様に安心してFAX送信していただけるものと思っております。
ただ、お客様に
「配信停止リストをすべて共有してもらいたい。それをすれば、配信停止FAXをもらうことも少なくなるため良いはずだ。」
と進言されたことがあります。
たしかに、ごもっともなのですが、ここには大きな問題があります。
配信停止返信は、どのような方がするかというと、実はFAXDMをきっちり見ている方がしてくるのです。
FAXで必要なものには反応するけど、自分に必要なものは止めたい。
また、自分に関係ない会社のものも来るからそれは止めたいと思っている方が多いのです。
これをみんなで共有していくと、どのようなことが起こるのかというと反応率が大幅に落ちてしまうのです。
ある会社では、すでに配信停止を含むクレームリストが40万件以上になったと聞いたことがあります。
たしかに、ストレスがなく送信できるかもしれませんが、その中に間違いなく反応してくれる方が多数含まれているとしたらどう思いますか?
弊社としては、みなさんに不要なストレスをなくしてもらいつつ、安心してFAXDMを配信できる環境を整えていきたいと思っています。