データを取ることの大切さ
2012-10-03
みなさんこんにちは!
FAXDMコンサルタントの伊之上 隼です。
今回は、FAXDMを送信した後の話 「データを取る」です。
この話を聞いて、ふ~んと軽く受け流す方もいらっしゃるかもしれませんが、非常に重要です。
私はFAXDMを出す人にとっては、データを取ることが一番重要ではないかとも思っています。
販促活動を行うにおいて、必ずやっていただきたいことは、
「FAXを出す目的を決める」です。
オフィス通販や大手PCメーカーを除いて、FAXを出す目的は、すぐに売上を上げることではありません。
基本、すぐに売上をあげるのに、FAXDMは向いていません。
それより、新規の見込み客を取ることがFAXの得意分野です。
売上を上げることはできないことはありませんが、売上を上げると考えるのであれば、既存顧客に向けてFAXを打つことです。
見知らぬ会社からすぐさま商品を購入する人はなかなかいないのが実際です。
一度、このブログでも書いたことがありますが、FAXDMはポスティングと似ていると思ってください。
ポスティングで、見知らぬ会社から買ってくれときてもなかなか反応できません。
FAXDM配信後に確認しておきたいデータとは
では、FAXDMを新規客を獲得するためのマーケティングツールとして位置づけた場合、
次のような効果測定を行う必要があります。
- 配信数
- 到達数
- 反応件数
- 反応率
- 配信停止数
- 購入者数
- 購入率
購入者数と購入率も書いてありますが、当然、反応を得たら、次に行うことは購入して頂く活動です。
ですので、当然ここまで計測する必要があります。
そして、データを見た上で、
PDCA(plan-do-check-action)をまわしていきます。
弊社のクライアントさんでも良くあるのですが、1度FAXDMを試しに出してみたいと5000通出し、それで結果が出なかったらおしまいということがあります。
私としては、正直それは非常にもったいない。
弊社は結果をだすために、無料コンサルティングを提供しているのです。
前回のFAXの結果を一緒に見て、では次にはこういう風に改善すると良いかもしれない。
この継続を行い、6ヶ月間行ったところは、ビジネスがうまく行かなかったところを私は知りません。
また、毎月1万通を送信するのであれば、5000通をAパターン、
5000通をBパターンという形で分けて送ると良いでしょう。
より詳細にデータを取ることができます。
この積み重ねが最終的に大きな身を結ぶのです。
まとめ
ですので、ポイントをまとめると、次のようになります。
- FAXDMの目的は何かをきっちり考える。
- ABテストを毎回行う。
- 継続的に6ヶ月間 改善を繰り返す。
- 無料コンサルティングをつかいこなせ!
販促活動は感性でやるものでなく、緻密に行うものです。
ぜひ、面倒くさがらず、細かく実施していきましょう。
そして、大きな果実を手に入れましょう。