反応率が上がるのに見逃している?FAXDMの盲点
公開日:2019-03-25 / 最終更新日:2021-12-15
おはようございます。
ファーストストラテジーの佐藤です。
つい2週間前まで「ヒートテック+ダウンジャケット」を
着ないと外に出られないくらい寒かったのに、
先週から急に気温が20度近くまで上がって
一気に春の気候になりましたね。
すでに桜の開花が始まっているようですが、
お花見のご予定はございますでしょうか。
ちなみに、桜の品種として有名な「ソメイヨシノ」は
60年ほどで寿命を迎えるらしく、
戦後に植えられた「ソメイヨシノ」は徐々に
「ジンダイアケボノ」という品種に
植え替えられていっているそうです。
時代の移り変わりを感じながら、
平成最後のお花見をするのも楽しいかもしれませんね。
と、いうことで
今日は少し間が空いてしまいましたが、
「超簡単にFAXDMで反応率を上げるポイント」
をお伝えできたらと思っています。
反応率を下げてしまっている盲点とは
本日のテーマは
FAXDMにおいて反応率が上がるのに
多くの方が見逃してしまっている?
意外な盲点についてです。
反応率を上げる時、まず最初に大事なことが
「2つの場面を意識すること」です。
しかし、
多くの方はそのうちの1つの場面しか意識していないため、
FAXDMって反応率が落ちたなあと感じているようです。
その多くの方が意識している1つの場面とは、
決裁者の方がFAXDMを読んだ時
魅力的に映っているかどうか?
メッセージを尖らせたり、読みやすくしたり
オファーを魅力的にしたりという工夫です。
もちろん、この視点は非常に重要です。
しかし、反応率を上げるためには
もう1つの場面を意識しておかなくてはいけません。
それがなんだかわかりますでしょうか?
正解は、
です。
ああ。よくここでも話でるよね!
知ってる!
と思った方も多いと思います。
しかし、実際、
どこまで工夫していらっしゃいますでしょうか?
FAXDMで反応率を上げる方法は
時代とともに変わります。
以前、まだFAXDMが珍しかった時代は
FAXDMに慣れていない方も多く、
迷ったら社長に渡すという会社が多かったのです。
しかし、FAXDMが多くなってくるとともに
「不要なFAXは俺の机に届けなくて良いから」
と社長が受付スタッフに伝えることも増えてきました。
慣れれば慣れるほどその傾向が増すので、
年々そういった企業が多くなっているのではないかと思います。
※それは、ダイレクトメールも同じですね。
結果、現在のFAXDMで成功と言える反応率は
「0.1%」
以前は、反応率1%超えは簡単に出ていましたので、
大きな変化です。
とはいえ、幸いにも、FAXは価格が安いため、
反応率が0.1%でも売上に繋がりやすい媒体ではあります。
※ちなみに現状のダイレクトメールの
成功と言える反応率は0.3%と言われています。
しかし、この「決裁者の方に届ける」ということを
意識せず配信したことで、反応率0%で終わり、
弊社にご相談いただくということが急増しているのです。
これは、もちろん
「決裁者の方に届かなくなったことにより反応率が低下した」
という理由だけでなく
WEBをはじめ、情報がたやすくとれる時代になり、
FAXDMなどのプッシュ型の情報に反応しないと
情報が得られない時代ではなくなったから
という時代背景もあります。
しかしながら、ちょっとの工夫で
反応率0%が0.1%になるのであれば
やってみようかなと思っていただけるのではないでしょうか。
今回はそんな「決裁者の方に届きやすくなる手法」
を整理したいと思います。
決裁者の方に届きやすくする5つのポイント
1.代表者名印字を入れる
代表者の方の名前が入ることで
受付の方はFAXを捨てにくくなりますよね。
名前が入っていないと、「広告だからいいや」
とそのままゴミ箱行きということもありえます。
2.送付状をつける
送付状をつけることで、
「FAXDMという広告媒体」から
「1対1の業務文書」に見えるようになります。
この「ように見える」というのが大事で、
送付状がついていたら無条件で
「決裁者に渡さないと」と思われる方が多いのです。
3.業務文書に似せて書く
「決裁者に渡さないと」と思われるために
業務文書に似せて書くという方法もあります。
通常のFAXで良くある業務定型文書や
発注書などを見ながらそれを真似て書くのです。
こうすることで他の広告FAXとは異なって見え、
捨ててはいけないものと認識されます。
4.手書きで私信を入れる
通常の業務文書であっても、
【社長様へお渡しください】
というように左上に手書きで書いたことありませんか?
同様に、手書きで書かれていると
社長と関係がある「ように」見えるのです。
5.お世話になっております!と書く
はじめまして!という書き出し文で始まると
広告だとすぐに認識してしまいます。
やはり業務文書として見せたいならば
すでに何度もやりとりしている「ように」見える
ことが大事です。
弊社としても
広告に関わるお仕事をしているので
こういう言い方は嫌なのですが、
■基本、広告大好きという人はいません。
■1対多で無差別に送ってくるものが好きな人はいません。
業務文書の「ように」見せることで、
1対多ではなく、1対1でのやりとりに見えるようになります。
この情報過多の時代、
いかに広告に目を止めてもらうか
とても大事なスキルですので、
まず1つでも取り入れていただけますと幸いです。
ちなみにオススメは「送付状を1枚追加で送る」です。
それだけで、捨てられずに決裁者の方に渡されると思いませんか?
決裁者の方の手に渡れば、あとは原稿内容次第で
反応率0.1%超えも目指せます。
ぜひ、今回の記事をあなたの売上向上に活かしていただけたら幸いです。
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