コピーの力に頼りすぎてはいけない
公開日:2018-05-02 / 最終更新日:2021-12-22
こんにちは。
ファーストストラテジーの齊藤です。
GW真っ最中ですので、このメルマガをすぐに
見ていただける方も少ないのかな・・・
とは思ったのですが、
むしろお休みで時間のある今こそ読んでいただければ!
という勝手かつ切な想いから書かせていただきました。
今回はGW特別号ということで、
反応率アップにつながる学びをご提供できたらと思います。
今回の内容は
と見る人によってはショッキングな内容を書かせていただきました。
反応を左右するのはライティングではない
私が、お客様に原稿作成の依頼を受ける時、
良く言われる言葉があるのですが、
「あとは、プロの力にお任せしますので、
ぜひ、反応がバンバンでるようにお願いしますね!」
という言葉です。
これ、正直、私としては言われたくない言葉なのです。
「え~。齊藤さん プロなら反応上げてと言われても、
当然じゃない!それを言われたくないってさぁ。。。」
と言われることも重々承知なのですが、
ちょっとこれだけは言わせてください。
たまにこんな問い合わせがあります。
・・・・・
まあ、こんな感じです。
果たしてこれで、反応を出す原稿を書くことができるでしょうか?
何が言いたいかというと、
反応率が上がるかどうかは、
売れる訴求力=「切り口」ありきなのです。
コピーライティングは優れた「切り口」ありきなのです。
そして、その優れた切り口を見つけるためには、その元となる
情報収集=リサーチが重要なのです。
原稿作成の8割を占めるもの
私たちが原稿を作成する時、
このリサーチ+切り口ができた瞬間に、
原稿作成の8割が終わります。
では、私たちプロがどのようなリサーチをしているのか
今日は【GW記念】に特別にお伝えしましょう!
リサーチで使う技ですが、「3C分析」です。
3C分析とは、ビジネスを行っていくにあたり、市場との兼ね合いの中、
自社のポジションをどう置き、戦略を立てるかを考えるための方法です。
その3つのCとは
■自社(Corporation)
■顧客(Customer)
■競合会社(Competitor)
となります。
顧客を知り、競合会社を知り、
その上で、自社のポジションを顧客の悩みにそって
創り上げること
が重要なわけです。
孫氏の名言にありますよね。
敵の実情を知り、己の実情を知っていれば、百回戦っても敗れることがない
という意味ですが、
これは事業でも同様です。
今はインターネットがありますので、競合会社の情報も
楽に調べることができるようになりましたので、
調べないのは負け戦に臨むようなものです。
詳しくは、【特典付】競合がない世界をご参照ください。
競合サイトをじっくり読むだけで、
競合他社の切り口を知れるだけでなく、
ストーリー展開も参考情報として知ることができますし、
結構大事なのが、
業界共通でお客様に必要性を伝える際に使える
情報も載せてくれていることが多いのです。
これ、客観情報であれば自分のサービスの提案にも
当然使えます。
これらの情報を知らないのは損ですよね。
顧客のことをどれだけ知っていますか?
また、
も重要です。
ここも非常に重要なのですが、
簡単に済ませてしまう方が多いのです。
ビジネスは見込み客の問題解決ですので、
その問題と思っている「悩みと欲求」を知らなければ、
いけません。
そこで、弊社は質問シートを使いながら情報を詰めていきます。
■見込客は誰ですか?
■その見込み客の大きな悩みは何ですか?
■見込み客の悩みが大きいと考えるその理由は何ですか?
■その見込み客の悩みをなぜあなたの商品(サービス)で解決できると言えるのですか
■解決できるといえるその証拠(お客様事例やデータ等)
■解決したら、受け手はどのくらいの経済的メリットがありますか?
■もし、さらにこれがあればより解決が進むという情報提供はできますか?
これらを埋めていきます。
たとえば、
ホームページ業者さんだったとします。
→美容院が多いです。
→新規集客数が少なく、リピート客頼り。
→美容室の問い合わせが圧倒的に多く、
その悩みが、競合店が増加していることによる客数の減少を防ぎたい
というものだった。
→美容院のホームページを作成するだけでなく、スマホで問い合わせしやすく、
かつ検索エンジン対策もした上で提供しているため、ほぼ100%効果が出ている。
→全ユーザー結果が出ているため、5店ほどbefore afterで載せられる。
→月平均60万円程度の売上上昇効果が出ている。年間で言えば、720万円の上昇
→口コミポータルサイトへの登録も代行してあげたら良い結果が出た。
いかがでしょうか。
これだけ情報があると、
「なぜ、この会社のHP制作サービスを受け手である美容院が
受ける必要があるのか 明確になりますよね。」
このように
見込客の悩みを知り、
競合がその悩みに対して
どういうアプローチをしているのかを知り、
自社の商品の強みを知る(場合によっては磨く)
ことで、売れるための訴求ポイントが見えてきます。
「誰にどんなメッセージを伝え、
欲しがらせるか」
です。
これらの情報がわからなければ、
もともとターゲットとなる見込み客がずれていたり、
また、競合より見込み客の悩みに沿わない提案をしてしまい、
負け続けることもあるでしょう。
まとめ
コピーライティングの力に頼りすぎてはいけない
ということがお分かりいただけましたでしょうか。
ゴールデンウィークは、ちょっと立ち止まって
事業を見直せる時。
時間はかかります。
でも、事業は楽をしたら楽に追いつかれてしまいます。
ちょっと手間をかけて、リサーチしてみませんか?
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず
ぜひ、今回の学びが
あなたの売上向上のお役に立てたら幸いです。
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