魚を釣りたかったら魚の気持ちを考えよ
公開日:2016-12-02 / 最終更新日:2024-08-20
「良いサービスを作れば売れる!」
そう思いますよね。実際に良いサービスは売れますし、受け手目線で考えれば、買いたくなります。
それなのに、
「FAXDMでサービスを紹介しても、全く反応がなかった……」
というケースがあります。
今回は、良いサービスでもFAXDMで反響が出ない理由についてお伝えします。これからFAXDMを配信しようと考えている方は、まずはこの記事を最後まで読んでいただくことをおすすめします。
目次
「良いサービス」と言われる条件
B2Bビジネスにおいて、一般的に以下を満たしていると良いサービスだと言われます。
- 利益を生む事ができる
- コストを削減できる
- 簡単に使いこなすことができる
- 無駄を排除することができる
- すでに導入実績があり、成果が出ている
- ライバル他社よりも優れた特徴を持っている
これらをできるだけ多く満たしており、
「実際に導入してもらったお客様からの評判は上々! これは、広告を出せばバンバン売れるはず!」
と新規顧客を獲得しようと意気込んでFAXDMを出したのに、反応率が芳しくない……。
「え? そんなことあるの?」と思われる方は多いと思います。実際に、弊社がこれまでに見てきた中で、こうしたケースは多々あります。
実は、そんな時に配信いただいたFAXDMは
「これだとちょっと、反応出にくいだろうな」
と思う内容であることがほとんどです。反響を1件でも多く得られるようアドバイスいたしますが、お客様はサービスに対して自信満々で、なかなか聞く耳を持っていただけないのです。
では、こんなに良いサービスなのに、なぜ結果が芳しくなかったのでしょうか?
すぐに「FAXDMはダメだ」と判断せず、この理由を考えてみましょう。
広告を出しても結果が良くなかった理由
FAXDMなどの原稿作成を少し学んだことがある人や、駆け出しのセールスコピーライターなどが原稿について分析すると、以下のアドバイスが返ってくるでしょう。
- キャッチコピーを見て、どんなサービスなのかが伝わりづらい
- 原稿がごちゃごちゃしていて見にくい
- サービスを導入した事でどんな状態を得られるか、というベネフィットがない
- FAXDMを見た後にどういうアクションをしてほしいかが明記されていない
これらは間違いではありません。全部正解です。
しかし、一番重要なポイントが見逃されています。それは、この案内は『誰』の深い悩みを解決するものかを明確にすることです。この『ターゲット』が曖昧だと、結果を出すという観点で見ると“ズレ”が生じてしまいます。
たとえば、貴社でiPhoneの販売代理店の権利を持ったとしましょう。そして、iPhoneを売るためにFAXDMを配信することにしました。
iPhoneで一番使う頻度が高いのは、LINEやSNSのアプリでしょうか。つい時間を忘れてしまうほど、面白いゲームも揃っていますよね。
Amazonの「kindle unlimited」を利用すれば、いろんな本がiPhoneでお得な値段で読めるようになりました。一眼レフカメラがなくても、iPhoneがあれば写真や動画が高画質で撮影できます。
パソコンがなくても、iPhoneがあればできることや楽しめることが増えました。本当にiPhoneって便利です。
さて、これらをFAXDMにまとめて記載したら売れるでしょうか?
おそらく、売れません。なぜなら、上で挙げた情報は消費者全般に向けた情報だからです。
FAXDMは法人宛に配信します。法人宛であれば、SNSの閲覧などをメインに使うことはほとんどないでしょう。会社のiPhoneを使って読書なんてしませんよね。だから「この案内、うちに必要ないな」と思われ、お問い合わせにはつながらないのです。
ターゲットに合わせて必要な情報を伝える
以上の理由から、ターゲットをしっかり絞ることが大切だと言えます。いくつか例を挙げてみましょう。
病院やクリニックに配信するのであれば、iPhone専用のアプリで検査データを簡単に閲覧できる、といった点がアピールできる可能性があります。
建設業なら、高画質な写真とデータ転送機能を活用して、現場の報告書に活用できるかもしれません。
また、業種だけでなく職種で絞ることも可能です。
営業職なら動画をお客様にお見せしたり、外出先から資料を閲覧したりできます。契約後すぐに動かなくてはいけない時には、写真で契約書を撮影して社内に送れば、スピード感を持って対応できるでしょう。
このように法人と個人では、魅力を感じる箇所が違います。業界によっても、iPhoneを活用するメリットは異なる可能性が高いです。そして、FAXの受け手は自分に合った情報を適切に述べられているのを見た時に、初めて心に響き、動きたくなるものです。
魚を釣りたかったら、魚のことを徹底的に考えましょう。
その魚がいる場所は海なのか、川なのか?
時間帯は朝がいいか、日中がいいのか?
餌は何が適しているのか?
これらをとことん考えなければ、魚はその餌をぱくっと食らいつきたいと思えません。
まとめ
FAXDMで反響を獲得するためには、ターゲットをしっかり定めることが重要です。その上で、先ほど挙げたようなポイントを見直すと、反響率は伸びることが期待できます。
- キャッチコピーを見て、どんなサービスなのかが伝わりづらい
- 原稿がごちゃごちゃしていて見にくい
- サービスを導入した事でどんな状態を得られるか、というベネフィットがない
- FAXDMを見た後にどういうアクションをしてほしいかが明記されていない
ターゲットに即した原稿作りを意識してみましょう。
なお、弊社では貴社で作成された原稿に対してアドバイスを行っています。通常1万円(税別)ですが、弊社でFAXDMを配信いただく方には無料でご利用いただけます。詳しくは以下のボタンからお問い合わせくださいませ。
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