FAXDM反響率５３％！？結局は○○が重要？ | faxdmコンサルティング

Tweet

マーケティング業界ではよく「オファーが大切」と言われます。オファーは日本語にすると「提案」という意味合いになります。

営業の場面で「提案」が的外れだったり、相手のニーズがなかったりしたら全く成約に繋がらない、といったことが起きます。
実はFAXDMの本質も同じです。オファーが良ければ、コピーライティングや配信のタイミングがあまり適切でなくても、そこそこ反響が獲れてしまうのです。

私は、FAXDM業界に12年もの間おります。FAXDMを紹介するためのFAXを書き、配信していますが、今までの最高反応率は2.5％でした。
※下でその時の工夫についてもお伝えしています。

その時は2,000件配信して、約50件のFAXの返信がありました。反響のFAXがずっと流れ込んできていたのを記憶しています。

ちなみに、一般的なFAXDMの反響率は0.1％と言われています。我ながら「なかなかの反応率が獲れた！」と自負していましたが、今回の成功事例は、過去最高記録の20倍以上の反響率53％！　これは、仮に1,000件配信したら530件の反響が来たということです。
想像するだけで、ワクワクしますね！

反応率53％のFAXDMとは？

反応率53％とは、どんなFAXDMだったのか？　それはこんな内容でした。

これは、ある大手の飲料メーカーが実施したFAXDMです。無料で配っても、認知度アップとリピート率で継続的な利用がある、と見込んでのオファーだと考えられます。

広く名が知られている飲料メーカーからこんな「オファー（提案）」が届いたら、あなたならどうしますか？　当然返信しますよね笑！

反応率53％だった実際のFAXDM原稿は、以下になります。

コピーライティングとしては一般的な原稿で、むしろシンプルすぎるほどです。この事例から、結局はオファーが反響率を大きく左右するという現実がわかりますね。

FAXDMの反応率を左右するもの

「FAXDMは一度目を通さないと捨てられないDM」と言われますが、これだけの反響率があることから「FAXDMは確実に相手にみられている」ということも分かります。反響が獲れなかった方から
「FAXDMだめだよね」
などと言われることがありますが、それは全くの見当外れということです。

もちろん、コピーライティングがばっちりであれば言うことありません。しかし、コピーライティングに自信がなくても「オファーを強化する」ことを意識し、その強化されたオファーを原稿に反映すす。これで反応率は確実にアップするのです。

例えば、オファーを強化するという考えがあれば
「今まではサービスや商品を直接案内していたけど、これからはそのサービスや商品に関係する無料小冊子（PDF）や無料DVD（動画）を作成して、それをオファーにしよう」
といったアイディアが思いつくようになります。

無料小冊子や無料DVDの請求でも、「とにかく反響さえ取れたらアポイントが獲れる。商品が売れる」という自信がある方は、オファーを強化するという手が効果的です。

ちなみに、先ほど述べた「FAXDMを売り込むために作ったFAXDM」ですが、最初は10％オフという案内を送ったところ、反応率は0.1％ほどしかとれませんでした。しかもFAXDMでFAXDMを売り込んだので、ハードクレームがたくさん来ました。「もっと受け手のことを考えなくてはいけなかった」と深く反省しました。

その後、オファーを強化することを意識し、次のように変えました。

すると、反響率が25倍になったのです。この結果は、業界を当初よりも絞って、その業界が魅力的と思えるオファーに変えたことで得られたと思います。

あなたのFAXDMのオファーは魅力的ですか？

あなたのFAXDMのオファーは魅力があるでしょうか？

ちょっとオファーを見直すと、このように仕事につながります。相手に先に与えれば、何倍にもなって返ってくるとはよく言ったものです。

Tweet