【ステップＦＡＸ実践結果】同じ配信先に3度送ってみたらどうなるか？ | faxdmコンサルティング

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今回のテーマですが、ステップメールならぬ、「ステップFAX」の重要性について述べさせていただきたいと思います。

たとえば、イメージしていただきたいのですが、あなたのもとにある興味深いセミナーの案内が来ました。
実際に、メールマガジンやFAXDMで案内が来ますよね。そのチラシを見て、あなたはどのように反応していますか？

「いつもすぐに反応する！」という方も稀にいるとは思います。
あなたはどうでしょうか？
「よく考えてから、落ち着いた時に連絡してみよう」、そう思いつつチラシを無くしてしまったことはありませんか？

実は、いつもすぐに反応してくれる人なんて稀なんです。
この事実、FAXやDMを出しているほとんどの人が忘れています。

マーケティングをビジネスに活かすため、常に私達が理解しなくてはいけないのは売り手と買い手、両方の状況を理解することです。私も、いつも自分の視点で見てしまうことが多々ありますが、忘れてはいけませんね。

では、FAXDMを送ってもすぐに反応してくれる人は一部だ、ということはどうすれば良いでしょうか？

簡単なことです。
それは、同じ配信先に二度、三度とあらかじめ決めたステップでFAXDMを送るのです。

ここである事例をご紹介いたします。
「セミナー集客で10名を集めたいので、FAXDMを配信したい」とご依頼いただきました。配信先数は約3,000件。それ以上のリストはなく、このリスト数で10名を集めなくてはいけません。

当然ながら、キャッチコピーや内容も十分に練りました。しかし、反応率0.5％を出すというのはなかなかに難しいものです。

そこで弊社が提案させていただいたのが、次の手法でした。

FAXDMをどのようにして３回送ったか

全く同じ内容でも悪くないとは思いますが、タイミングによる受け手の心情を察しつつ、その変化を少々原稿に取り入れます。2回目のFAXにはセミナー参加者にセミナーがあることを思い出していただき、3回目のFAXには再び状況をお伝えし、人数制限や締切までの日数を伝えるように工夫しました。実際には次のような変更点を加えて配信いたしました。

送るタイミングは、セミナー開催日1か月前に1回目、2週間前に2回目、締切前日に3回目としました。これは、1か月前というスケジュールの空いているうちに告知し、2週間前にスケジュールが確定しそうなタイミングで予定をおさえていただき、締切前日に申込を忘れていたことを思い出してもらう、という理由もあります。

さて、気になる結果ですが次のようになりました。

結果を見ると、やはり1回目が一番少なかったことから、FAXを見てすぐに反応する人が少ないという事が伺えるかと思います。

1回しか配信していなかったら、2回目と3回目の申し込みはなかったでしょう。また、開催の2週間前に1回送っただけでは、初見の方々の心を開かせることができず、6件もお申し込みはなかったかと思います。

紹介させていただいた事例のように、計画的にFAXDMを活用することによって潜在的な見込客を発掘することができるのです。

まとめ

今回はステップFAXということで、3回同じところに配信することをオススメしました。

締切間近に2回目のFAXを送るだけでも、全く効果が変わってくると思います。例えば、1回目は郵送DMを送り、2回目はFAXでリマインドする、なんていうのも良い工夫ですね。

ぜひ、ステップFAXを一度お試しください。

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