FAXDMはTTPが重要です。そのTTPとは?
公開日:2016-10-06 / 最終更新日:2022-01-07
前回は弊社のクレームへの取り組みについて弊社代表の伊之上から
お伝えさせていただきました。詳細はこちら
会社として、「儲け」は非常に重要な要素です。
ただ、会社の利益を上げることだけを考えて、
社会での役割を忘れてはいけないことと思います。
弊社としては、より受け手の方が不快ではなく、
心地よくFAXを受け取れるように尽力していけたらと思います。
そのようにすることで、FAXDMの反応率の向上にもお役立ちできるはずです。
FAXDMで大切なのは「TPP」
さて、今回のテーマですが、
FAXDMの反応率を上げるための”必殺技”をお伝えできればと思っています。
それはずばり「TTP」・・・
「徹底的にパクる」ことです。笑
上手く行っているFAXを丸々同じ形にしてしまえ!というわけではありません。
・FAXDMの原稿を作るとき、
特典を目立たせたいけどどう表現するのがよいかわからない・・・伝えたい内容が多すぎて箇条書きでは収まらない・・
・キャッチコピーの表現って上手く行っている人はどうしているのだろう・・・
このような部分部分でのお悩みがでてきますよね。
大抵ゼロから何かを作り出そうとするほど大変な思いをしてしまい、
時間もコストもかかってしまうものです。
では、そんなときに、「見本」があったらどうでしょう?
そう、「徹底的にパクる」とは、
数あるDMの中から「これはうまい!」と思える
パーツだけを部品化し、それぞれ使える部分を
「再利用」してしまおうということなのです。
以前、このコラムでも弊社に届いたDMの内容から、
信頼性の重要さをお伝えさせていただきました。
このような信頼性が低いDMの中でも、
「通常価格に手書きで×をして、オファーの特別金額を記載」といった、
「うまい!」と思えるパーツがありました。
こういった「上手なパーツ」をどんどんストックしていき、
組み合わせて利用することで反応率アップを目指そう!という考え方なのです。
FAXDMをパーツごとに分けると、
- ターゲットコピー
- キャッチコピー
- オファー
- 導入文
- ボレット
- アクション文
- レスポンスデバイス
とざっくりですが、このようなパーツが浮かび上がってきます。
ここではこの中から、
①ターゲットコピー
②ボレット
③レスポンスデバイス
の3点について、実例とともにお伝えいたします。
上手く活用しているパーツをご紹介
①ターゲットコピー
以前、手書き画像素材のご案内をさせていただいたときもお話しました通り、
「誰に渡したいかを手書き」で書き、私信に見えるようにすることで、
反応率が大きく上がった例をお伝えさせていただきました。
今回の例はそれに加え、
・業務文書に見える形で「野球部顧問様」、「関係各位」と記載するというパーツを挙げています。
本来会社内のFAX機は発注書のやり取りなど、取引先との連絡に使うものだと思います。
つまり、やり取りが交わされる内容は全て「業務文書」なのです。
それと同じく、「業務文書」という形で担当宛のFAXが届いたら、
受け取った人がターゲットでなくても、高確率でその担当者に渡してくれるのではないでしょうか。
このパーツはその考えを非常によく捉えた、上手な部品でした。
◆送付状付タイプの場合◆
◆業務連絡タイプの場合◆
②ボレット
これはサービスの実績や内容などを列挙して書く、いわゆる「箇条書き」の部分です。
ボレットは、FAXDMでキャッチコピーの次に読まれる部分になります。
箇条書きにされていることで、読まれやすくなるからです。
そのボレットですが、ただ書いてあっても何も伝わりません。
申し込み後の未来をいかにワクワクさせるかがポイントになります。
③レスポンスデバイス(FAX返信欄)
これはつまり、「受け手が返信するための窓口」です。
FAXを手に取った人が上からここまで読み進めてくれたのなら、
それはもう一押しで申込みまでしてくれる状態といっても過言ではありません。
その「もう一押し」をくれるのが、この
・申込み欄で改めて、今回のサービス内容を記載する
というパーツです。
興味を持って読んでくれていても、あれこれ読んでいるうちに、
何の申込み案内だったか?
どんな保証が付くんだっけ?
結局いくらなんだっけ?
と細かいところから忘れていってしまうものです。
そんな状態で申込み欄まで読んでくれたときに、
改めて「何」を「いくら」で「どんな条件のもと」行うサービスの申込みなのか、
想起させてくれるのがこのパーツです。
まとめ
このように、一つ一つ大事な部分を魅力的にしていくことで、
反応率は出せば出すほど上がってきます。
では、この部品をどのように増やしていくかですが、
弊社でも毎回、ご依頼いただくことに蓄積しておりますので、
協力させていただきますが、
この作業はあなたの会社でも可能です。
あなたの会社にFAXDMが送られてきたら、
パーツを見て、良い部分を蓄積するのです。
また、自社でも反応があった原稿について、
「ここが良かったのではないか」という部分は部品として蓄積しておくのです。
その「蓄積した部品」が、
のちに大きな反応をもたらしてくれる原稿になるかもしれません。
今回の内容はいかがだったでしょうか?
TPPが反応率を高めるための「必殺技」です。
ぜひ、あなたのFAXの反応率を上げることに少しでも貢献できたら幸いです。
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