ハウスリストを作ることが重要です | faxdmコンサルティング

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ＦＡＸＤＭでダイレクトマーケティングをするにおいて、二つの方法があります。
１つは、ＦＡＸＤＭで即モノやサービスを売るパターン
もう１つはリストを獲得し、その上で、モノを売るというパターンです。

私は、今まで弊社のお客様への提案は、後者。
リストを獲得し、お客様を教育し、モノやサービスを販売するというステップを提案してきました。

理由はＦＡＸＤＭでモノやサービスを買うというのは、非常にハードルが高いのです。

少し考えていただきたいのですが、
たとえば、ティッシュやコピー用紙のように仕事として当然使うもので、かつ、安いものであれば
失敗も怖くないため、すぐに購入することができます。

これを２ステップで、リストを獲得してから販売などということをする必要はありません。

ただ、ティッシュやコピー用紙をそれで売っても、ほとんど利益にならないので、
その後に継続的にビジネスをしていくという流れを作る必要があります。

フロントエンド商品（見込み客獲得用の商品）とバックエンド商品（利益を得るための商品）をきっちりつくり、
そのビジネスプロセスを構築しておくことが必要でしょう。
ですので、これらも、結局はリストを獲得しているリストマーケティングの一種といえます。

では、数百万円するものをＦＡＸ一枚来たからといって買えるか？と言ったら
すぐに買うという人はほとんどいないはずです。
ですので、金額がある程度高いものは２ステップマーケティングを考える必要があるのです。

しかし、最近、依頼があった事例をお話すると、
ウェブ制作案件で３５万円という金額のサービスをＦＡＸだけで２０人近くの人に売れたという
ことがありました。
一回のＦＡＸで売上７００万円以上です。

FAXDMで３５万円の商品が売れた理由

このお客様は、どうしてもすぐにお金が必要。
育成マーケティングなんてそんな長いことはできないということでしたので、
私としても、頭を一ひねり二ひねり。

正直、今の制作サービスでは、厳しかったので、商品自体をこのＦＡＸＤＭ専用で作り上げてもらいました。
その制作会社だけで、そのサービスを作ると３５万円では無理という声も多数。
そこで、様々な提携会社やランサーズのようなサービスなども上手に使い、コスト削減に成功。

利益が出る商品パッケージが出来上がったのです。
しかも、圧倒的に価値が高いものです。
ここまで製品が磨かれると、ＦＡＸＤＭの文面も書くのが楽です。

５０００ほどＦＡＸＤＭをだしたところ、２６の返信が来て、その中の２０は即購入ということになったのです。

ここで気づいていただきたいのは、これは私とお客様の協力があったからこそできたことです。
どこにでもあるものをさあ、ＦＡＸで売りたいは難しいです。
ただ、どうしても売りたいということであれば、腹を決めて、ターゲットを絞りに絞り、どこまで製品を磨けるかが重要になります。

新しい価値を生み出すのは、既存のものと既存のものを組み合わせれば、できあがります。
ぜひ、こういう観点でもアイデアを出していくとビジネスは楽になると思いますので、お試しください。

それが難しい方は、リストマーケティングをしてぜひハウスリストを作り上げるようにしてください。
ハウスリストを得ることの価値は、相手先の担当者のお名前を知ることができることです。

ＦＡＸＤＭに宛名印字という機能がありますが、そこに相手先のお名前までいれると、
間違いなく、受付の方はその担当者にＦＡＸを渡してくれるのです。

これを知らない方が多く、ＦＡＸＤＭを出す時に、お名前を知っているにも関わらず入れない人がいますが、大きな損です。
弊社調査では、反応率が、５～１０倍違います。

それだけ、名前が入る効果は高いということです。
また、名前さえわかっていれば、電話もできますし、郵送でも効果がありますよね。
ぜひ、ハウスリストがある程度ある場合は、名前を入れてＦＡＸすることをオススメします。

今日は、商品の磨き方について、ハウスリストについて述べさせていただきました。
ぜひ、今後のマーケティング活動にお役立ちいただけたら幸いです。

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