勝手に商品が売れていく秘密とは?
公開日:2016-11-04 / 最終更新日:2024-09-20
今回は「勝手に商品が売れていく」、その大前提の柱の部分をお伝えします。
この大前提の柱ができあがれば、簡単に商品(サービス)は売れていきますので、最後まで楽しみにご覧ください。
目次
自社商品・サービスに惚れこめ
まず、商品が勝手に売れていく仕組みの大前提とは、『商品(サービス)にとことん惚れよ!』です。
「なんだよ、セールスマンの哲学みたいなことを語りやがって」と思う方もいるかもしれませんね。
以前にも述べましたが、セールスレターとは『セールスマンシップ・オン・ザ・ペーパー』の略。セールスマンとしての考え方抜きでは、商品が売れ続けるなんてことはまずありません。なぜなら、商品やサービスが売れるには、お客様に買う理由を伝えきることが当然必要だからです。
「いやあ、競合のほうが良い商品を作っているんですよねぇ……」
「まあ、この商品がなくても何も問題ないとは思いますけどね……」
このように思っている営業マンが、お客様に買う理由を伝えきることができるわけがありません。
あなたは商品に「本当に」惚れ込んでいますか?
では、この「商品(サービス)に惚れる」「商品やサービスに惚れこむ」とはどういうことかを考えてみます。
例えば、貴社の商品・サービスについて以下のように質問されたら、どのように答えますか?
- そもそもこの商品はお客様のどんな悩みを解決できるのか?
- そのお客様の悩みは、他の手段では解決できないのか?
- なんで、他社ではなく、弊社のサービスほうが良いのか?
- 「この商品を買わないと損する」と自信を持って言えるか? それはなぜか?
- ズバリ、この商品を買うとどんな良いことがあると言えるか?
商品やサービスに惚れこんでいれば、この質問について情熱的に語れるはずです。
しかし、ただなんとなく売りたいという時は、答えることなんてできません。
「うちの商品、すっごく良いのは間違いないんです。
でも、売れないのです。なんででしょう?」
こんな質問を受けることがありますが、答えは簡単です。売れないのは、上で挙げた質問に対して“何となく”でしか答えられないからです。これでは、売れなくて当然です。
最高のマーケティングは商品
惚れこめる商品でないのに、ただマーケティングに頼ってビジネスをすると、一度は売れたとしても二度目は売れません。売れるために大事なのは『信用』だからです。そして、自分の商品(サービス)に惚れこんでいるからこそ、「もっとこうしたら良い商品になる」ということも見えてくるものです。
今日は、セールスにおいて一番大事なお話をさせていただきました。売れる仕組みをつくる大前提として、とても大切な思考です。ぜひ、もう一度見直してみてくださいね。
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