クレームがあるのは当たり前！？への挑戦 | faxdmコンサルティング

Tweet

前回はFAXDM後に電話を掛ることについて述べさせていただきました。

早速、ＦＡＸ後に電話をしたというご意見をいただきましたが、効果はいかほどでしょうか？

間違いなく、効果がある手法ですので、反応率でお困りの方はぜひご活用ください。

さて、今回は重々しいテーマですが、Yahoo!Newsに「詐欺FAXによる振り込み詐欺」
について記述がありましたので、そのことについても述べさせていただけたらと思います。

まず弊社ですが、このような違法性のある「貸金業者」様のＦＡＸ配信はお断りしています。

その理由ですが、当然、倫理的な問題があるからというのが大きいのですが、
また弊社のスタンスとして別の理由もありますので、今回は述べさせていただけたらと思います。

それは、

ＦＡＸ配信業界の常識を変えていきたい

という思いがあるからです。

FAXDMはクレームがあっても仕方ない？

「ＦＡＸＤＭはクレームがあるのはあたりまえ」

このことは、あなたも聞いたことがあると思いますし、理解していただいているかと思います。

しかし、それって本当に良いことだろうか？

と思うのです。

ＦＡＸＤＭは、「紙代」と「インク代」をFAXの受け手の方に負担していただくサービスです。

ですので、コスト負担が非常に安く、送り手に優しいもの。
しかし、その結果、クレームが発生し、「FAXDMなんて嫌い」という人を増やして良いのかと思うのです。

そこで、私は、FAXDMにハードクレームを頂いた方に、謝罪の意味も含めて、ご意見を頂くことを繰り返しました。
その中でいただいた意見は複数ありましたが、大きな点は、以下の３つ

言われてみれば、当たり前のことですが、利益を得たいＦＡＸ配信会社にとっては
目をつむりたい部分であり、実際、多くのFAX配信会社では目をつむっている部分です。

Yahoo!Newsにも書かれていますが、詐欺ＦＡＸについては配信枚数は数十万通とありますので
業者としては非常にありがたいことでしょう。

そして、配信先が多ければ、多いほど配信会社としては利益があがります。
配信停止先は少ないほうが、業者としてはうれしいのです。

ただ、「目先の利益よりも、業界の改善のほうが当然ですが、大事です。」

業界の改善のために行っている３つの対策

弊社としては、１００％完璧とは言えませんが、この３点に対する対策を行っています。

※まだまだ改善を重ねている段階ですので、完璧ではないことお許しください。

１の「詐欺ＦＡＸ」については、お引き受けしていないことはお伝えしましたが、

２の「ＦＡＸを送りたくないのに、どんどん送ってこられる」ことについては、
ＦＡＸＤＭを送ってほしくないというリストを一つ一つ手作業としてデータ化をし、
会社として１８万件以上の配信停止リストを構築しています。

このことで、ハードクレームが来たという話はお客様よりほとんど聞かなくなりました。

なお、他社さんでも同様の配信停止リストがあるとお客様にお聞きいたしましたが、

実際は

「お客様がすでに配信した全リストを配信停止に入れている」

ということが多く、
本当の意味での配信停止リストになっていないばかりか、
反応があるリストもそこにごっちゃとなり、入ってしまっているとのことでした。

それでは意味がないばかりかマイナスです。

また、３については、法人リストを毎回、依頼を頂くたびに生成することで
最新リストを一から構築しますので、実在する会社のリストが構築でき、
受け手とのズレが生じることが少なくなっています。

また、原稿アドバイスをしっかり行うことで、受け手に伝わるメッセージに改善させて
いただいているのも、反応率を上げるだけでなく、受け手に不快感を与えないための行いでもあります。

これらについては、正直、非常に

「手間と時間」がかかります

ので、他社様では行っておりませんし、実際、できないことだと思いますが、

手間をかけてでもこれらを行いたいのは、

「ＦＡＸＤＭはクレームが来るのはあたりまえ」

という常識を崩したいからであるという認識にあるのです。

今回は、ノウハウというより、弊社のスタンスを述べることになってしまいましたが、
ぜひ、この「ＦＡＸＤＭはクレームが来るのはあたりまえ」という業界の当たり前への
改善に、ぜひご協力いただけたらうれしく思います。

Tweet