【最強のコピーの作り方】キャッチコピーテンプレート | faxdmコンサルティング

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私たちは毎週、お客様が実際に出したすべての原稿を見て良いところ・悪いところを話し合う、という原稿勉強会を行っています。

手元には100枚以上もの原稿がどさっと。そこから、FAXDMの受け手視点で「少しでも読みたい！」と思ったらそれを残して、話し合いをします。具体的には次のような点に注目して見ています。

こうすることで、買い手目線での「原稿を見る目」を養っているわけです。

良い原稿を書くために養うべき視点

実はFAXDMのライティングでは、この買い手目線が一番大事です。売り手側は気がつかないうちに、売り手視点で原稿を見てしまう癖がついてしまっています。それを取り払うことができないと、良い原稿が書けないのです。

ちなみに、この原稿の束には「とりあえず手元に残そう」と思うものは少なく、多くても10枚程度。この数秒間の振分けで、100枚のうち90枚は二度と見ない原稿という烙印を押されてしまうのです。

このようなことを良く言われますが、受け手としてこの作業をしていると身に染みてわかります。

では、この1～2秒で何の作業をしているかというと、たった2点だけです。

受け手の心理状況も合わせてお伝えすると、次のようなことを行っています。

この作業についてイメージが付きにくい方は、ポスティングチラシをイメージすると良いでしょう。

不要なチラシの中に、捨ててはいけない手紙が入っている。その時の状況と近いです。どんどん捨てていきますが、とりあえずチラっとは見ているはずです。

広告業界では、キャッチコピーしか見ない人が8割、とよく言われます。いくらFAX原稿を必死に書いても、キャッチコピーで受け手の心をわしづかみできなければ、残念ながらゴミ箱行きになってしまうのです。

読み手の心を掴むキャッチコピーの共通点

では、そのキャッチコピーですが、たくさんの原稿を見ていると共通点があることに気付きます。それは、キャッチコピーテンプレートを上手に活用している原稿がほとんどだということです。

これは「テンプレートがあれば、キャッチコピー作成は簡単！」とかそういうことではないので注意してください。一番重要なのは、受け手がどうしても欲しくなってしまうコンセプト。これがないとテンプレートだけで響かせることはできません。それを受け手に、より響かせるための補強策としてテンプレートを活用するのです。

具体的な例をあげてみましょう。
『ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則―』という偉大な本を書いた、ジョン・ケープルズの有名なコピーにピアノコピーというものがあるのですが、ご存知でしょうか？

ある音楽学校の通信講座を売る広告で、コピーライティングの勉強をしている人なら必ず一度は見たことがあるはずです。なんとこの広告は60年以上もの間反応を取り続けた、という伝説が残っています。

実は、弊社の社長は10年以上前に医療機関向けシステムに関する仕事をしていたのですが、この広告を応用してコピーを作ったそうです。

そしてダイレクトメールを出したところ、反応率8％以上という成果を出したとのことです。

電子カルテのことを良く知らない私でも、このコピーを読んだら「どう違うんだろう？」とその先が気になってしまいました。

もしも、このテンプレートを使わなかったとして、別のコピーを作ったとしましょう。

どちらがその先を読みたくなりますか？
圧倒的な差を感じませんか？

このように、テンプレートを使うと作り上げたコンセプトが磨かれ、「見たい！聞きたい！知りたい！」という感情に火を灯せるのです。
反応率アップできそうですよね＾＾

早く知りたいという方も多いと思いますが……少々お待ちを。
次回以降、使えるキャッチコピーテンプレートをいくつかお伝えできたらと思います。

テンプレートは劇薬で、それに引っ張られて反応を落としてしまう原稿も多いので、皆さまが利用しやすい形に落とし込んでおきます。

ぜひ、楽しみにしていてください。

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