なぜアンケートFAXは反応率が高いのか?
公開日:2022-12-06 / 最終更新日:2024-09-20
少し前から「アンケートFAX」に関する問い合わせを多くいただくようになりました。実際、アンケートFAXについては過去のブログ「反応率15%!? アンケートFAXの秘密」でご紹介していますが、未だによく読まれています。
実は、アンケートFAXは反応率が高いと言われています。なぜそう言われているのか、理由をご存知でしょうか?
今回は需要が高まってきているアンケートFAXについて、改めて解説したいと思います。アンケートFAXを作るときのポイントもお伝えいたしますので、これから取り組もうと検討されている方には参考になるかと思います。
ぜひ最後までお読みください。
目次
アンケートFAXが反応率を得やすい理由
営業戦略として、見込み顧客のお悩みやニーズを知ることは最重要課題の一つです。そのため、多くの企業でアンケートなどを行っていますよね。展示会やイベントだけでなく、セミナーやショッピングなど、アンケートに答える機会は意外と多いもの。
実は、こうしたアンケートはFAXDMでも行うことができます。特に、アンケートFAXは比較的高い反応率を得やすいと言われています。理由はいくつかありますが、主なものは次の3つです。
理由1. 売り込み感が少なくなりやすい
一目で広告っぽさを感じるだけでなく、「何としても売りたい!」という気持ちが強い原稿は、受け手に「あぁ、売り込もうとしているな」と思われ、反応が下がる傾向があります。
これに対して、アンケートFAXは商材・サービスのご案内と比べると「売り込み感」を大幅に減らすことができます。もちろん、原稿の序文でアンケートの主旨を丁寧に説明する必要はありますが、その内容に納得していただければ、回答してもらいやすいです。
この時点では見込み客でなくても、アンケートに回答したということは、少なからず興味・関心がある可能性が高いです。その後しっかりとフォローすれば、成約などのアクションに繋がりやすくなります。
つまり、アンケートでどんな課題を抱えているのかを知り、それを解決する方法を提供できれば、潜在顧客が見込み顧客に変わる可能性があるのです。
理由2. 捨てられにくく、決裁者の手元に届きやすい
アンケートのみを1枚で送るのも良いですが、送付状をつけることで公的な実態調査のように見せることが可能です。
これにより、最初にFAXを手にした方(恐らく事務の方)は
「勝手に捨てたら怒られるかも」
と思い、決裁者の方に手渡してもらいやすくなります。
そもそもFAXは業務文書に用いるもの。送付状をつけるだけで公的な案内に見せられますし、アンケートの主旨や回答期限などをより丁寧に伝えることが可能です。
理由3. 回答のハードルが低い
理由1でお伝えした内容と重なりますが、あくまでも「アンケートのお願い」であり、商材を売り込むわけではありません。そのため、商材やサービスを案内するFAXDMと比べると、問い合わせそのもののハードルが低くなります。質問内容をできるだけシンプルにし、回答方法もチェックを入れるだけにすれば、さらに気軽に回答できます。
そもそもFAXDMは、見込み客の獲得に適した媒体です。新しい商材・サービスを展開する前にアンケートFAXを実施すれば、受け手のニーズを知ることが可能です。しかも、ポイントをしっかり押さえて作れば高い反応率が期待できると言えます。
アンケートFAXで大切なこと
高い反応率が期待できると言っても、どんなアンケートでも良いわけではありません。潜在顧客から見込み顧客に変わるためには、受け手のニーズを捉えたものであることが重要です。
例えば、日々の業務に関してこんなアンケートが来たらどうでしょう?
□ ある
□ ない
□ わからない
「特にどんな時に不満を感じますか?」
□ 毎日のルーティーンワーク
□ 月末や月初などの繁忙期
:
:
□ その他
このように、日々の様子を振り返る内容であれば、意外と答えやすいのではないでしょうか。
他には、感染症対策の商材であれば、
「感染症対策をしていて不便なことはありましたか?」
のような質問ができるかもしれません。
また、業務に必要なシステムなどであれば
「リモートワークを継続するために、何が足りないと考えていますか?」
という質問でニーズがつかめる可能性があります。
ただし、設問が多いと回答が面倒になって反応率が落ちてしまいます。設問は5つ程度にとどめ、文字で埋め尽くされたようなアンケートはできるだけ避けましょう。
そのほかにも、アンケートを作る際に必ず守っていただきたいことがあります。
アンケートFAXは絶対に売り込んでいると感じさせない
それは「商材を売り込んでいると感じさせない」という点です。
繰り返しになりますが、アンケートFAXはあくまでも実態調査のように見せる必要があります。そして、この調査結果をもとに今後の商品開発やサービスの充実を検討する、という内容にするのです。ここが成功のポイントです。
自社の商材・サービスを紹介したくなる気持ちはわかります。しかし、アンケートFAXにおいては商材・サービスの売り込みを1%でも感じさせないことが、一番大切です。
「なぜ今、このアンケートに答える必要があるのか?」
この理由が明確でなければ、回答していただけません。
つまり、商材の売り込みをした時点でアンケートの主旨から外れてしまいます。それを理解した上で回答いただいているので「なんだ、広告だったのか」と感じたら、アンケートをやめてしまう可能性があります。
オファーも忘れずに用意しましょう
FAXDMにはオファーが欠かせませんが、これはアンケートFAXであっても変わりません。アンケートFAXでよく見るのは、Amazonギフト券やQUOカードです。
・抽選で●社様に●円のQUOカードをプレゼント
例えば、5000円のギフト券を抽選で10社にプレゼントする場合、5万円で反響を増やせることになります。「1社でも受注したらペイできる」のであれば、やって損はないでしょう。
もちろん、予算は際限なく上げられませんので導入しやすいオファーを検討しましょう。簡単なアンケートで、しかも「ギフト券がもらえるかもしれない!」と思えば返信しようと思いませんか?
ちなみに、ここでのポイントは「抽選で」という点です。通常のFAXDMでは「先着」とすることが多いですが、アンケートは回答数を多く得ることが目的です。そこで、「抽選」とすることで多くの回答を得る工夫をしているのです。
アンケートFAXを作る際はテンプレートをご活用ください
そうは言っても、いきなり何もない状態から原稿を作るのは大変ですよね。そこで、テンプレートをご用意しています。過去のブログ「反応率15%!? アンケートFAXの秘密」でダウンロードできます。ぜひご利用くださいませ。
FAXDMにおいて重要なのは、受け手の立場になって作成すること。これは、アンケートFAXに限った話ではありません。
環境や社会情勢の変化により、売上やコストに関することだけでなく新たな不満や悩みが増えているかと思います。こうした中で新たなお客様を獲得するために、まずはアンケートFAXでニーズを知ることは、非常におすすめです。
そして、アンケートFAXを作成しましたら、配信前にぜひ原稿アドバイスをご利用くださいませ。
アンケートFAXは既存のお客様にもおすすめ
弊社でも定期的にアンケートを実施しておりますが、やはりお客様の声は大切だと感じています。実は、アンケートFAXは既存のお客様に対して実施することもおすすめです。
2022年も師走となりました。今年貴社サービスをご利用いただいたお客様に向けて、アンケートを実施してみてはいかがでしょうか? すでにご利用いただいているからこそ、率直なご意見が聞けるかもしれません。
アンケートFAXの作成や配信に関するご質問がありましたら、お気軽に担当までご連絡くださいませ。弊社のお問い合わせフォームからも受け付けております。その際は「お問い合わせ内容」の欄に「アンケートFAXの件」と入力くださいませ。
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