【2024年版】傾向は変わった!? 反響が出やすい原稿とは
公開日:2024-07-01 /
お客様が作成された原稿を日々多く拝見し、弊社でも原稿を作成しておりますが、
「最近、反響が出る原稿の傾向が変わってきたなぁ」
と感じることが増えました。
そこでこの記事では『最新のFAXDM原稿の傾向』についてお伝えします。
原稿を作成する際の参考になるかと思いますので、
「ここ最近、反響が減って来た…」
と感じている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
傾向その1:Webからのお問い合わせが増えている
弊社が以前からお伝えしていることの一つに『FAX返信欄の重要性』があります。具体的には、FAXDMはそのままFAXで返信する方が多いので必ずFAX返信欄を用意しましょう、というものです。
問い合わせ方法として「FAX返信欄」とQRのような「二次元バーコード」の両方を原稿内に用意した場合、そのお問い合わせ比率はFAXが8割以上と圧倒的でした。
しかし、この割合が変わってきているように感じます。
FAXの内容や配信先の業種にも左右されるのですが、Webからのお問い合わせが少しずつ増えているのです。具体的には以下の通りです。
- FAXからのお問い合わせは6〜8割
- Webからのお問い合わせは2〜4割
皆さまも
「あっこれちょっと興味あるな」
と思った時、FAXにQRコードが載っていたらスマホでサッと読み取りませんか?
そういったことから、もし貴社の商品・サービスに関するWebページがあるなら、原稿に二次元バーコードを載せることをオススメします。
傾向その2:文書型でも図表の掲載が重要
パッと見て広告とわかるFAXは、すぐに捨てられてしまう。これも以前からお伝えしていることです。
それを回避するため、弊社では『業務型文書』のレイアウトを提案してまいりました。
業務でやりとりしているように見えるので、最初にFAXを手に取る事務の方にFAXを捨てられないようにする、という一定の効果はありました。しかし、文章だけだとFAXを流し読みされてしまい、重要な箇所をじっくり読んでもらえない可能性がある、という面も懸念していました。
これを解決するのが、表や図の活用です。表などがあれば、それを見るだけで読み手に特徴が伝えられます。
「文章を読むのは面倒だけど、図が目に入ってつい見てしまった」
という経験、皆さまにもありませんか?
以下は、メラビアンの法則で言われている有名な文章です。
つまり、類似した商材やサービスの違いをわかりやすく伝えるなら、やはり図や表は必要なのです。
もちろん、図や表の有無だけで反響が得られると断言はできません。しかし、読み手が自社に必要だと思ってもらうためには、類似した商材やサービスの違いをわかりやすく伝えることが欠かせません。「これはうちに必要だ」と読み手が思えば、文章もしっかり読んでもらえます。
なお、説明の分かりやすさなら、Webページへの誘導も非常におすすめです。
ポイントは読み手への配慮
2つの傾向でわかることは、読み手への配慮だと言えます。
『Webページからのお問い合わせが増えた』という傾向については、FAXよりもWebページからの方が申し込みやすかったという可能性が考えられます。
一方、『文書型でも図表の掲載が重要』に関しては、次の2つの理由があったことが想定できます。
- 受け手の方が忙しくても図表に目が留まり、ベネフィットがわかりやすく理解できた
- だから「これはうちに必要だ」と、すぐに判断できた
読み手にとって負担にならないかどうかというのは、意外と見落とされがちです。
原稿作成の注意点
ただし、上記2点をただ鵜呑みにするのは非常に危険です。
Webからの問い合わせが増えているとは言っても、FAX返信欄は無くすべきだとは考えていません。「FAXでそのまま返信する方がラク」という方が一定数いらっしゃるからです。
なによりも、FAXDMには今後のFAX停止を伝えるための連絡先(FAX不要欄)が必要です。できる限り読み手側の手間を減らすことを考えると、「電話やWEBからの受付」だけではなく「FAXの受付」も残しておくべきでしょう。
特に、FAX不要の連絡を電話やメールで受け付けるとなると、貴社の業務に支障が出ることもあります。そのため、FAX返信欄と二次元バーコードの両方をご用意いただくことをオススメします。
また「文書型でも図表の掲載が重要」とは言っても、図やイラストを掲載さえすれば良いわけではありません。理解を深めるための図でなければ、読み手にその商材・サービスの必要性が伝わりません。むしろ、理解が深まらなければ必要性を感じてもらえず、お問い合わせの機会を逃してしまう可能性があります。
「こうすることが読み手にとって本当に必要か?」
「かえって混乱させてしまわないか?」
こうした配慮を忘れず、上記傾向を取り入れるかどうかを検討しましょう。
原稿を変えて配信するなら
「最近、以前ほど反響がない……」
そんなお悩みがございましたら、過去原稿を一部だけ変えてみることを検討してみましょう。その際、過去の原稿を大幅に変えるのではなく、A/Bテストを実施するのがおすすめです。具体的には、以下をご用意いただくと良いでしょう。
- 『これまでお問い合わせを獲得してきた原稿』
- 『新たに調整した原稿』
A/Bテストの進め方が分からない場合は、担当までお気軽にご連絡くださいませ。
また、作成いただいた原稿について不安がある場合は、原稿アドバイスをぜひご利用ください。通常は1万円で行っておりますが、弊社で配信いただくことをお約束いただければ、1回無料でご利用いただけます。アドバイスをお戻しするまで3営業日いただいておりますこと、ご了承くださいませ。
原稿アドバイスは以下のボタンからお申し込みいただけます。
今すぐ『原稿アドバイス』に申し込む
まとめ
今回は反響が出る原稿の傾向を2つお伝えしました。
- Webからのお問い合わせが増えている
- 文書型でも図表の掲載が重要
しかしながら、ただ取り入れれば良いわけではありません。お問い合わせを獲得するためには、商材の特徴等をお伝えすることが大切ですが
「これを掲載することは、読み手にとって本当に必要か?」
「こうすることで、読み手の理解は深まるのか?」
とまず考えるようにしましょう。
今回お伝えした内容が、貴社の原稿作成において参考になりましたら幸いです。
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